日本新薬 代表決定戦へ進出決定 若林が持ち前の長打力発揮「1打席目から結果が出たのは良かった」

[ 2022年9月11日 13:26 ]

第47回社会人野球日本選手権近畿最終予選2回戦   日本新薬6―0ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校 ( 2022年9月11日    わかさスタジアム京都 )

2安打3打点の活躍を見せた日本新薬・若林
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 日本新薬が序盤から得点を重ね、代表決定戦への進出を決めた。初回に1点を先制して、なおも1死一、三塁。5番・若林将平が持ち前の長打力を見せつけた。

 「投手にあわせていくのではなく、自分のスイングをすることを心がけました。1打席目から結果が出たのは良かったです」

 カウント2―2からの7球目をとらえると、左越えの2点適時二塁打。3点優勢の3回1死二、三塁では中犠飛を放ち、松村聡監督から試合前に飛んだ「3回までに勝負を決めるつもりでやろう」という指示に応えた。

 ほどよい脱力が、快音を呼んでいる。履正社、慶大を経て入社1年目。都市対抗2回戦・NTT東日本戦では、中越えへソロ本塁打を放った。今につながる良い感覚をつかんだのは、同戦から。バットを構えた際、手に力が入りすぎる点を修正するため、手でタイミングを取るようにしたという。

 「2打席目に左前打した際に、良い感覚だな、と。それがあの試合では本塁打にもつながったと思います」

 14大会連続24度目の本戦出場まであと1勝。次戦も勝利につながる一打を放つ。

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2022年9月11日のニュース