トヨタ自動車・和田佳大 定評ある遊撃守備で貢献を 18大会連続の日本選手権出場誓う

[ 2022年9月11日 18:23 ]

東海最終予選で活躍が期待されるトヨタ自動車・和田
Photo By スポニチ

 社会人野球のトヨタ自動車が18大会連続21度目となる日本選手権大会出場をかけて、12日に東海地区最終予選の初戦となる2回戦・西濃運輸戦に臨む。攻守のキーマンとして注目されるのが、入社3年目の和田佳大内野手。定評のある遊撃守備で、チームを盛り立てる。

 「都市対抗に比べると本戦への枠数が少ないので、そういう意味ではちょっとした隙が命取りになってしまう。なおさら、守備が大事になってくると考えています」

 バッテリーを中心として、守りからリズムをつくっていくのがトヨタの野球。その内野の要としての自覚は十分だ。

 今夏の都市対抗では4試合で13打数4安打の打率・308の数字を残し、つなぎの9番打者として19年以来3年ぶり4強進出に貢献。以降のオープン戦では内角攻めに苦しんだ時期もあったが克服し、広角に打ち分ける打撃&走塁にも期待を寄せられている。

 「優勝を目指した都市対抗だったので、誰も満足していないし悔しさの方が大きかった。ただ、試合を重ねるごとに収穫もあったし、出てきた課題をつぶす作業をやってきました。日本選手権も優勝を目指して戦いますし、そのためにはまず、東海予選を勝たないといけない。きょうの練習もみんなすごく良かったので、良い状態で試合に入っていけると思います」

 4大会ぶり6度目となる頂点へ、まずは一戦必勝の精神で東海予選を勝ち抜く。

続きを表示

2022年9月11日のニュース