大谷翔平 初回に1失点も打線援護で4点リード、12勝目向けて「3番・投手兼DH」二刀流出場

[ 2022年9月11日 08:34 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アストロズ ( 2022年9月10日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>先発した大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は10日(日本時間11日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で今季24度目の投打同時出場。初回にいきなり失点した。

 1点のリードをもらい今季12勝目に向けてのマウンドに上がったが、初回にいきなり失点した。先頭のアルテューベに左前打され、暴投で無死二塁として、グリエルに右前適時打された。なおも1死一、三塁とピンチは続いたが、タッカーを遊ゴロ併殺打に打ち取った。トラウトの6試合連続本塁打となる34号3ランなどで4点のリードをもらった直後の2回は、100・5マイル(約161・7キロ)のツーシームを投げ込み、マンシーニ、マコーミックから連続三振を奪うなどして無失点。3回は2死二、三塁としたが、タッカーを渡米後自己最速の101・4マイル(約163・2キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。4回も走者を出したものの無失点に抑えた。

 打っては、初回1死二塁の第1打席は、ア軍の先発右腕ウルキーディの前に中飛、2回2死の第2打席も中飛、5回無死の第3打席はニゴロだった。

 前回登板の3日(同4日)のアストロズ戦では「3番・投手兼DH」で出場し、勝敗はつかなかったが、今季最多の111球を投げ8回6安打1失点の快投で、チームのサヨナラ勝利に貢献。メジャー初の規定投球回到達まであと26イニングとしていた。打者では、4打数無安打1四球(申告敬遠)だった。

 前日9日(同10日)のアストロズ戦は「3番・DH」で4打数1安打。この日の試合前までの通算成績は、投手は23試合で11勝8敗、防御率2・58。打者は132試合で491打数131安打、打率・267、33本塁打、86打点、11盗塁となっていた。

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