関西国際大が大阪産業大に雪辱 5番・木谷、8回値千金同点打「低い打球を意識して打席に立ちました」

[ 2022年9月11日 18:50 ]

阪神大学野球秋季リーグ戦第2節2回戦   関西国際大3―2大阪産業大 ( 2022年9月11日    南港中央野球場 )

終盤の逆転勝ちに貢献した関西国際大・山添(左)と木谷
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 関西国際大が終盤の逆転劇で1回戦で敗れた大阪産業大に雪辱を果たし、3勝1敗で勝利ポイントを9に伸ばした。

 1―2の8回無死一塁で5番・木谷颯(1年=滝川第二)が左翼線安打。ヒットエンドランがかかっていたのと相手失策も絡み同点に追いついた。「低い打球を意識して打席に立ちました。高校時代は左投手は苦手だったけれど、大学に入ってから苦手意識がなくなりました」。大阪産業大の2番手左腕・高橋も同じ1年生だったが「それは知りませんでした。データがなかったので」と木谷は打席に集中して貴重な一打を放った。「1年生がチャンスをつくってくれたので、打ってやろうと思ってました。特に狙っていた球はなかったです」。中前に勝ち越し打を放った6番・山添倭茄(3年=鹿児島実)は、先輩の意地を見せた一打を笑顔で振り返った。

 鈴木英之監督は「2勝2敗と3勝1敗の差は大きい。木谷はさすがの勝負強さ、山添もよく打ってくれました」と連敗を阻止した2人の活躍を称えた。 

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2022年9月11日のニュース