巨人・中田翔「4番という意識で打席に立っていない…4番目」と笑顔 4番で4戦2発6打点、打率5割

[ 2022年8月14日 18:35 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2022年8月14日    東京D )

<巨・広>4回、先制2ランを放ち、ベンチのナインとタッチを交わす中田(撮影・河野 光希)
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 巨人の中田翔内野手(33)が広島戦(東京D)の4回に弾丸ライナーで左翼スタンドへ飛び込む衝撃的な15号先制2ラン。4カ月ぶりとなるチームの3カード連続勝ち越しと借金完済王手に大きく貢献した。

 打撃不振の主砲・岡本和に代わって11日の中日戦(バンテリンD)から第91代4番に指名され、4試合連続「4番・一塁」で先発出場。この一発で4番に座ってから全4試合で打点を叩き出しており、4番での打撃成績はこれで打率・500(14打数7安打)、2本塁打、6打点となった。

 試合後、中田との一問一答は以下の通り。

 ――ひと振りで流れを引き寄せた。手応えは

 「手応えはすごく良かったです。しっかりと崩されることなく。スライダーだったとは思うんですけど、しっかりと自分のスイングができたかなというふうに思います」

 ――8月に入って絶好調。要因は

 「まぁ、別にそんな状態がそんないいとも思ってないですし。打席の中で自分のスイングがしっかりと、打ってる打ってない別として、空振りにしてもファウルにしても自分のスイングができているっていうのがすごく打席の中で一番自分自身、気持ちがいいところというか。それがたまたま当たって前に飛んでくれてるっていうだけだと思うので。一番はそこですね。打席の中で自分のスイングができているっていうのが、そこくらいがすごくいいのかなと思います」

 ――その4番を4試合経験して、巨人で4番を務めるということは

 「僕がね、4番という意識を自分自身持って打席に立っていれば、たぶんもっとプレッシャーがかかっていると思いますし、こんなに伸び伸びとスイングできていないかもしれないですし、でも今4番という意識で打席に立っていないので(笑い)。4番目に打順が回ってくるなというくらい軽い考えで打席に立たせてもらっているので、自分自身、ジャイアンツの4番だとは思っていないですし、4番目っていう(笑い)、打順が4番目に回ってくるというくらいの感覚でしか捉えていないので、だからそれが、気持ち良く打席に立てているのかなと思いますけどね」

 【4番・中田翔の全打席】
8月11日 中日戦(バンテリンD)中安、中飛、遊ゴ、中飛、四球
8月12日 広島戦(東京D)空三振、左中本、中安、左安
8月13日 広島戦(東京D)左安、三併打、左安、一飛
8月14日 広島戦(東京D)空三振、左本、四球、敬遠
※4試合の打率・500(14打数7安打)、2本塁打、6打点

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