落合博満氏 追う側と追われる側はどちらが有利?にキッパリ セとパの優勝争いを予測

[ 2022年8月14日 23:10 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が14日、NHK「サンデースポーツ」(後9・55)に出演。今後のセ・リーグとパ・リーグの優勝争いについて言及した。

 残り40試合前後となってきた優勝争い。セ・リーグは首位のヤクルトが2位に最大13・5ゲーム差をつけて独走していたが、14日現在で2位のDeNAとは7ゲーム差となっている。猛追を許しているが、落合氏は「追われる側(首位チーム)の方が楽ですよ。負けを計算できますから。必ず自分のところも何敗かする、でも相手も何敗かする、という計算のもとで、野球を組み立てることができる」と持論を展開。その上で「あとは1敗、2敗したからといって、右往左往しないこと」とした。

 パ・リーグは14日時点で首位の西武から4位の楽天まで4ゲーム差の大混戦となっている。どこが抜け出すかについて、落合氏は「ピッチャーを整備したところが出てくるんじゃないでしょうかね。やっぱり野球は守り中心の、いかに点数を与えないかというのがカギになると思うので。ある程度、ピッチャーを整備されたところが順位を上げてくるという気がしますけどね」と語った。

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2022年8月14日のニュース