【甲子園】二松学舎大付 1年生・片井が本塁打「手応えは今までで一番」1年生右打者4番本塁打は清原以来

[ 2022年8月14日 13:32 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   二松学舎大付7―5社 ( 2022年8月14日    甲子園 )

<二松学舎大付・社>3回1死、二松学舎・片井は左越えソロを放つ(撮影・井垣 忠夫)
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 2年連続5回目出場の二松学舎大付(東東京)が初出場の社(兵庫)と対戦。7―5で勝利し、夏の甲子園で初の1大会2勝を挙げ、出場全5大会での16強入り、甲子園の春夏通算10勝目を挙げた。

 打線は0-0で迎えた3回、連打から2番・中川の右中間越え2点適時三塁打、瀬谷の中前適時打で3点。瀬谷は2塁でアウトもなおも1死走者なしで1年生の4番・片井が左中間へと放り込む、本塁打。4点目を奪って見せた。5回にも片井の中越え適時二塁打と敵失、7番・押切の中前適時打で3点を加えた。

 投げては先発左腕・辻が緩急を使った投球で7回を4安打2失点と好投。8回からは2年生右腕・重川が3点を失いながらも締めて見せた。

 3回に甲子園初安打が本塁打となるなど2安打2打点の活躍を見せた片井は9回の相手の追い上げについては「落ち着いてやろう」と皆で声を掛け合ったとし、「本当に大きな1勝になりました」と笑顔を見せた。

 本塁打については「手応えは今までで一番いいホームランでした。歓声も凄かったです」と興奮気味。4番打者としては「逆方向に打てて、チャンスに強い4番にこれからなっていきたい」と力を込めた。

 1年生4番の夏の甲子園での本塁打は2010年の九州学院・萩原英之以来だが、右打者の4番による本塁打は83年のPL学園・清原和博以来となる。

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