楽天・西口「大胆に攻められた」圧巻の山川三振斬り!勝ち越し呼んだ8回好救援

[ 2022年8月14日 22:40 ]

パリーグ   楽天4―3西武 ( 2022年8月14日    楽天生命 )

<楽・西>お立ち台の後で記念撮影をする(左から)浅村、辰己、西口(撮影・篠原岳夫)
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 楽天は14日、楽天生命パークで西武と対戦。連敗を3で止め、一夜で貯金が復活した。3点を追う7回、島内のソロと辰己の2ランで追いつき、8回浅村が決勝犠飛。8回1イニングを3人で抑えた西口直人投手(25)が4勝目をマークした。 試合結果

 8回、3-3の同点。打席には4回に35号を放っている山川。1点も許されない場面で、西口は攻めの気持ちを持ち続けた。

 「任せてもらった場面を精一杯抑えようと思って頑張りました。ホームランもダメな場面で、大胆に攻められたことがよかった」

 ホームランダービーを独走する4番相手に4球連続ストレート勝負。そしてフルカウントで迎えた8球目。こん身のフォークに、山川のバットが空を切った。続く5番栗山を三邪飛、6番愛斗を遊ゴロ。完全に流れを引き寄せ、8回の決勝点につなげた。

 「(ブルペンで)今日は全員で行こうという話をしていたので、こんな形で勝てて良かった」

 4回までに3点をリードされた劣勢の中で、5回酒居、6回ブセニッツ、7回宮森が無失点リレー。西口は打線の反撃を信じて肩をつくった。そして同点に追いついた直後に出番が来た。

 「自分が投げた後、点を取ってくれることが多いので、これからも流れを持ってこれるようなピッチングをしたい」

 同点弾の辰己、決勝犠飛の浅村と並んだお立ち台で、4勝目を挙げた頼もしいリリーバーは力強くうなずいた。

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2022年8月14日のニュース