【甲子園】2打席連発の大阪桐蔭・松尾 SNS上では「うますぎ」フレーミング技術でも大盛り上がり

[ 2022年8月14日 18:11 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   大阪桐蔭19ー0聖望学園 ( 2022年8月14日    甲子園 )

<聖望学園・大阪桐蔭>9回、大阪桐蔭・松尾は2打席連続となる左越え2ラン、笑顔でベースを回る(撮影・井垣 忠夫)
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 史上3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭が同校史上最多となる25安打19点を奪い、聖望学園に圧勝。16強に駒を進めた。

 25安打の猛攻。話題は爆発した強打線、特に8、9回と2打席連発したドラフト候補の松尾汐恩(3年)などのバットに視線が行きがちだが、ツイッター上では松尾の捕手としての技術についても大盛り上がりだった。

 この日は4投手の継投で完封勝ちを収めたが、先発の前田から、小林、青柳と左腕投手。これら左腕が右打者の内角低めを狙う球を、松尾はことごとく「フレーミング」でストライク判定に導いた。フレーミングとは、際どいコースの投球をストライクと判定させる捕手の技術の1つで、メジャーや日本のプロ野球でも話題になるワードの1つだが、松尾の高校生とは思えない技術の高さにうなるファンが続出した。

 話題になったのは6回裏の1死無走者で、北原へのフルカウントからの6球目。内角低めへの直球を、打者はボールと判断して一塁ベース直前まで歩み進んだほど、打者からすれば低く感じたようだ。ただ、球審はすぐにストライクと判定。低めの球へのキャッチング技術が素晴らしかった。

 その他でも、初回の2死無走者で、上石へのフルカウントから9球目の内角低めの直球も見逃し三振に。また7回、先頭の大橋への初球も、低めの直球をすくい上げてストライク。10日の1回戦・旭川大高戦でも話題になっていた松尾のフレーミングがこの日も注目を集めた。

 ツイッター上では、このような場面の動画をファンが掲載しつつ「バッターに四球だと思わせてしまうほどのフレーミングを持つ」「松尾くんのフレーミングすごいな。上手い。ピッチャーも気持ちよく投げれそう」「フレーミングめちゃくちゃうまいなー」「素晴らしい」「うますぎる」などの声が多数集まっていた。

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2022年8月14日のニュース