楽天 一夜で貯金復活 7回起死回生の島内弾&辰己2ランで同点!8回浅村V犠飛で連敗止めた

[ 2022年8月14日 20:30 ]

パリーグ   楽天4―3西武 ( 2022年8月14日    楽天生命 )

<楽・西>お立ち台の後で記念撮影をする(左から)浅村、辰己、西口(撮影・篠原岳夫)
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 楽天は14日、楽天生命パークで西武と対戦。連敗を3で止め、一夜で貯金が復活した。 1球速報

 先発は藤平。16年のドラフト1位3シーズン白星なし。今季から背番号が19から46に変更になった右腕は、初回わずか7球で3者凡退と上々の立ち上がりを見せた。「状態は悪くなかった。ストレートとチェンジアップが良かった」。2回も3人で斬った藤平。しかし3回、連続ヒットと四球で1死満塁のピンチを背負う。続く2番源田の打球をグラブに当てるも捕れず、ボールは逆をつかれた二塁手・浅村の横を転がり右前へ。不運な形で2点を先制された。この回で藤平は降板。2番手の福井は4回、山川に35号ソロを浴び3点差になった。

 6回、雨が強まり一時試合中断。雨が上がった0-3の7回。先頭の4番島内が外角ストレートに逆らわずレフトスタンドへ11号ソロで反撃開始。岡島の二塁打の後、辰己が6球目のカットボールを弾丸ライナーでライトスタンド最前列に突き刺す同点8号2ラン。エンスをマウンドから引きずり降ろした。

 8回に登板した西口は4番山川からの3人をピシャリ。攻撃陣に流れを引き寄せた。

 その裏、3番浅村の犠牲フライで1点を勝ち越した。

 9回は松井裕が締め22セーブ目を挙げた。

  ▼辰己 母校の社が今日(夏の甲子園で)惜敗したのですが、最後までおきらめない姿を見て、楽天イーグルスも逆転できてよかった。ベンチに座ってからホームランと分かった。みんな僕には声かけてくれずに、次の1点を目指して声を出していた。首脳陣も暗い顔をしていたので、なんとしても勝ちを届けたいと思って、気合で頑張りました。今日は負けられなかったので、この勝利を生かしていけるように頑張ります。

 ▼西口(8回ピシャリ)任せてもらった場面を精一杯抑えようと思って頑張りました。(先頭の山川に)ホームランもダメな場面で大胆に攻められたことがよかった。(4勝目に)自分が投げた後、点を取ってくれることが多いので、これからも流れを持ってこれるようなピッチングをしたい。(ブルペンで)今日は全員で行こうという話をしていたので、こんな形で勝てて良かった。

 ▼浅村(8回決勝犠飛に)ホッとしました。いいところ持っていっちゃった感じです。最低限の仕事ができて良かった。なかなか勝てていないんですが、こうやって逆転できたんで、勢いづいていけるかなと思う。負けていい試合はない。しっかり一戦一戦戦っていきたい。

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