巨人・丸「最後は気持ちだと思うんで」 2―2の8回に打った!決めた!初球をひと振り、決勝二塁打

[ 2022年8月14日 18:20 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2022年8月14日    東京D )

<巨・広>インタビュー後、ポーズをとるクロール(左)と丸(撮影・河野 光希)
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 巨人の丸佳浩外野手(33)が広島戦(東京D)で8回に勝ち越し、そして決勝となる左越えへの適時二塁打を放ち、借金完済に王手をかける勝利に貢献した。

 「3番・中堅」で先発出場。2―2で迎えた8回だった。先頭の吉川が相手4番手左腕・ターリーから中前打を放って出塁すると、原監督は代走に増田大を起用。増田大が二盗を決めた後、重信の犠打で1死三塁とチャンスを広げた。ここで打席に入った丸は左翼手の頭上を越える適時二塁打を放ち、3―2と勝ち越し。これが決勝点となった。

 試合後、お立ち台に上がった丸は「みんながそれぞれの役割を果たして僕のところにつないでくれたんで、僕も何とかランナーを還す仕事を果たそうと思い切っていきました」と第一声。「もし僕がダメでもね、後ろにいいバッターがたくさんいるんで、どんどん積極的にいこうと思って初球から思い切っていきました」と振り返った。

 初球の難しい低め155キロ直球を弾き返したが「気持ちで。最後は気持ちだと思うんで。それが、ああいう勝負どころで出てくれて良かったと思います」と丸。3カード連続勝ち越しについては「非常にいい流れで来てますけど、まだまだ試合数ありますし、まだまだ順位的にも満足のいくところじゃないので、またあさってから一戦必勝で、チーム一丸となってやっていきたいと思います」と力強かった。

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2022年8月14日のニュース