侍ジャパン・栗山監督 メジャー視察から帰国会見 来春宮崎での強化合宿からスタートも明かす

[ 2022年8月14日 20:47 ]

メジャー視察から帰国し、会見に臨む侍ジャパン栗山監督
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 来春開催のWBCへ向けた米国視察から帰国した侍ジャパンの栗山英樹監督(61)が14日、都内で会見に臨んだ。

 収穫は米国代表などライバルになるであろう各球団のクローザーの剛球を目撃したことだ。「ほぼほぼみんな100マイル(約161キロ)を超えて、ボールもすごく動く。あれだけの投手から大量点は難しいだろうけど、日本の武器である投手の精密さと、守りを固め際どい勝負に持ちこみたい」と力説した。

 愛弟子・大谷翔平選手(28)の代表“共闘”こそ改めて明言を避けたが、エンゼルスのため中5日で登板することには「(体が)心配は心配だけど、前に進めているように感じる」と二刀流の成長に目を細めた。

 約10日間、5試合を視察した滞在中、対面した大谷、ダルビッシュ(パドレス)、菊池(ブルージェイズ)、鈴木誠(カブス)以外にも加藤(メッツ傘下3A)ら米国内でプレーする選手に積極的にコンタクトを取るなど収穫は多かった。

 また、指揮官は代表チームが来春2月中旬から宮崎で強化合宿に臨むことも明かした。「土、芝の上でしっかり走り込みが必要な選手がいる」。メンバー選考は「ゼロに戻った」と冗談を交えながら、青写真は着々と描かれている。

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2022年8月14日のニュース