DeNA“試練の9月”17連戦も?ヤクルト戦が台風で中止…すでに30日で27試合予定

[ 2022年8月14日 05:22 ]

記者の質問に答える三浦監督(撮影・尾崎 有希)
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 史上最大の逆転優勝を狙う好調DeNAは、ヤクルト戦が台風8号の影響で中止となった。神宮球場の室内練習場で投手陣の調整を見守った三浦監督は「台風でしょ。努力できるところじゃないので、しょうがない」としたが、この中止で9月が超過密日程になる可能性が出てきた。

 試合消化は12球団最少の98試合。4連勝中で、最大17・5ゲーム差だった首位ヤクルトとは6ゲーム差まで詰めるなど絶好調だが、指揮官は「まあ大変ですよ。日程を考えればね」と渋い表情だ。

 9月はすでに30日間で10連戦を含む27試合を予定。この日の中止分の振り替えは未定だが、同カードとなる9月23日からのヤクルト3連戦(神宮)後の26日に加われば、10月2日まで17連戦となる可能性がある。今後の天候次第で中止が増えれば、シーズン最終盤にさらなる過酷な日程を戦わなければならない状況だ。

 チームは5日連続で新型コロナウイルス感染者が出るなど戦力的な余裕もない。それでも三浦監督は「9月の連戦を考えても入江が勝ちパターンにはまってくれば大きな存在になる」と、中継ぎで頭角を現した2年目右腕らのフル回転などに期待。「やるしかないのでしっかり準備する」と大逆転Vの正念場に備える。(君島 圭介)

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2022年8月14日のニュース