フィリーズ・ハーパーも来春のWBC出場へ!昨季ナMVP 米ドリームチーム着々形成

[ 2022年8月14日 02:30 ]

フィリーズのブライス・ハーパー(AP)
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 昨季ナ・リーグMVPに輝いたフィリーズのブライス・ハーパー外野手(29)が来春のWBCに初出場すると、大リーグ公式サイトなど複数のメディアが伝えた。これで参加が明らかになった選手は6人目で、いずれも大物大リーガーだ。

 ハーパーは6月25日のパドレス戦で左手親指に死球を受けて骨折した影響で、現在は負傷者リスト(IL)入り。今季終盤の復帰を目指している。ナショナルズ時代の15年にもMVPを獲得した通算282本塁打の強打者で、オリックス・吉田正が憧れている選手としても知られる。

 ともに12年に新人王に輝き、デビュー当初から比較されてきたエンゼルスのトラウトが主将を務める。トラウトが中堅、ハーパーが右翼という豪華布陣となりそうだ。三塁手アレナド、一塁手ゴールドシュミット(いずれもカージナルス)を含めた4人が打撃3部門のタイトル獲得経験者。もう2人は捕手リアルミュート(フィリーズ)、二塁手ストーリー(レッドソックス)で、6人全員が球宴に複数回選出されており、ドリームチームが着々と形成されている。

 《中南米も脅威》中南米勢も手ごわい相手が並ぶ。13年の第3回大会を制したドミニカ共和国は、ゲレロ(ブルージェイズ)が出場の意向を表明し、ソト(パドレス)、J・ロドリゲス(マリナーズ)らも加われば脅威だ。また、プエルトリコは、前回の17年WBCで米国代表としてMVPに輝いたカブスの右腕ストローマンがチームを替えての参戦を表明している。

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