日本ハム松本剛14日2軍戦出場 順調なら16日に1軍へ 首位打者獲りへ新庄監督「規定打席立たせたい」

[ 2022年8月14日 06:00 ]

19日のオリックス戦で左膝に自打球を当て、痛そうな松本剛(撮影・成瀬 徹)
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 左膝蓋(しつがい)骨下極骨折で離脱中の日本ハム・松本剛外野手(29)が14日のイースタン・リーグ、DeNA戦(平塚)で実戦復帰する。13日、ロッテ戦が雨天中止となったZOZOマリンスタジアムで取材に応じた稲葉篤紀GMは「今日(のイースタン・リーグ、DeNA戦で)出場予定だったけど、雨で中止になったので明日(14日)出る予定」と説明した。実戦出場は自打球を当てた7月19日のオリックス戦以来。当面は守備に就かず、DH専任で出場する方針だ。

 現在、打率・355は両リーグトップ。初の首位打者獲得のチャンスもあるだけに、稲葉GMは「ある程度状態が良ければ上(1軍)に、というのも考えている」と16日の楽天戦(札幌ドーム)から早期1軍合流する可能性を示唆した。規定打席到達には443打席が必要。松本剛は現在334打席で、残り109打席が必要となる。1軍復帰は今後の調整次第も、仮に16日復帰なら残り36試合で1試合平均3打席と日程的に余裕が出てくる。

 新庄監督も「来年狙えばいいという話じゃない。今年なんですよ。規定打席に立たせてあげたい。“4打数4三振でもいいから打席に立て”くらいの気持ち」と後押しを約束する。ライバルはオリックスの吉田正だ。松本剛が離脱した先月19日時点で打率・308だったが、13日終了時で・326と急接近してきた。今後はチームの後押しも受け、早期復帰と一本一本安打を積み重ねることを目指す。(東尾 洋樹)

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2022年8月14日のニュース