松坂大輔氏 全日本学童軟式野球決勝でゲスト解説「子供たちのレベルの高さに驚かされました」

[ 2022年8月14日 12:53 ]

<中条ブルーインパルス・長曽根ストロングス>解説を務めた松坂氏(左)=撮影・木村揚輔
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 「小学生の甲子園」と称される「高円宮賜杯第42回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(スポニチなど主催)」は14日、駒沢オリンピック公園総合運動場硬式野球場で決勝戦が行われ、中条ブルーインパルス(石川)が昨年優勝の長曽根ストロングス(大阪)に3―0で勝利。初優勝を果たした。

 YouTubeで配信された決勝の中継では、元西武の松坂大輔氏(41=スポニチ本紙評論家)がゲスト解説を務めた。引き締まった白熱の試合に「初回から子供たちのレベルの高さに驚かされました」。「驚いた」という言葉を何度も使い、小学生とは思えない高いレベルのプレーを称賛。

 試合は中条ブルーインパルスの先発・服部成(6年)が完封勝利を挙げ「服部君はフィールディングもいいし、うまくスローボールも使っていた」と松坂氏。

 「日本一を決めるにふさわしい試合でしたし、中条ブルーインパルスもチャンピオンにふさわしいチームだと思います」と両チームの奮闘を称えた。

 自身も小3の時に軟式から野球を始めた。「野球はお金がかかるので。お父さん、お母さんも頑張っていると思う」と松坂氏。「そういった家族のサポートを僕らができたらいいなと思う。僕は野球に育てられてきた人間。野球界のために何かできることがあれば積極的にやっていきたい」と、何らかの形で野球をする家族をサポートしたい意向も示した。

 最後には「(出場選手には)これからの日本の野球界を支えていく選手に成長していってほしい。将来を楽しみにしています」とエールを送った。

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