【甲子園】夏初出場の社は猛追及ばず16強ならず 山本監督「よくやったとねぎらってあげたい」

[ 2022年8月14日 13:51 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   社5―7二松学舎大付 ( 2022年8月14日    甲子園 )

<二松学舎大付・社>二松学舎大付に惜敗した社ナイン(撮影・佐久間 琴子)
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 夏の甲子園初出場の社(兵庫)が2年連続5回目出場の二松学舎大付(東東京)と対戦。5-7で敗れて、初の夏16強はならなかった。

 社は先発・堀田が3回に本塁打を含む5連打を浴び4点を失い、5回にも3安打と味方の失策で3点を失った。2死1塁から登板した2番手・芝本はその後を無失点と好リリーフを見せたが追いつくことはできなかった。

 打線は0-7で迎えた7回、2死一塁で7番・勝股の左越え本塁打で2点を返し、8回1死二塁には2番・後藤の右翼線適時三塁打、3番・福谷の犠飛で3点差としてみせた。9回には2死一、三塁から途中出場の9番・山本彪の中前適時打で2点差としたが、そこまでだった。

 社は春に一度だけ出場した04年に4強入りを果たしていたが、初の夏の16強入りはならなかった。

 最後まで追い上げを見せたナインに山本巧監督は「7回、8回、9回とスタンドの大声援で追い上げることができてうれしかった」と目を細めた。「ディフェンスで防げなかった部分もありましたけれども、みんなで作ってきたチームなのでよくやった」と選手を称え、後半の追い上げに関しては「去年の秋の近畿大会の近江高校戦の悔しさがあって、その悔しさからあきらめない心が身についたと思います。選手たちにはよくやったとねぎらってあげたいです」と続けた。

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2022年8月14日のニュース