東都入れ替え戦 中大が9回に逆転サヨナラ、1部残留を決める

[ 2022年6月22日 12:38 ]

東都大学野球春季1、2部入れ替え戦   中大(1部6位)―東洋大(2部1位) ( 2022年6月22日    神宮 )

東洋大との入れ替え戦に先発した中大・西舘
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 予想どおり、東洋大が左腕・細野(3年=東亜学園)、中大・西舘(3年=花巻東)が先発。1回戦と同じ投げ合いとなった。

 東洋大は初回、先頭の松本渉(4年=龍谷大平安)が左翼線へ三塁打。1死後、1回戦の満弾男・石上泰(3年=徳島商)が右前に運び1点を先制した。

 来年のドラフト上位候補の細野はスタートから150キロのストレートを連発。スライダーもコーナーに決まり5回を終えて中大打線を2安打に抑える力投。一方。1点を失った西舘もMAX152キロのストレートを軸に2回以降は安定した投球。心配された四球も出さず5回7Kと踏ん張り、勝負は後半に突入した。

 細野は7回2安打、105球で降板。8回からは右腕・河北(4年=浦和学院)が登板、逃げ切りを狙った。

 中大は9回、河北が制球を乱し中前(3年=浦和学院)森下(4年=東海大相模)が連続四球を選ぶ。東洋大は河北に代え1年生右腕・島田(木更津総合)をマウンドに送った。

 中大は4番・北村が三塁線に送りバントをすると島田が一塁に悪送球して同点。さらに石井(3年=作新学院)が中前に適時打してサヨナラ勝ち。土壇場で試合をひっくり返し1部残留を決めた。東洋大は3季ぶりの1部復帰を最後の最後で逃した。

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