ロッテ・朗希「なんとしても勝ちたかった」1カ月ぶり6勝目 7回3安打9K無失点 直球とフォークさえた

[ 2022年6月22日 21:31 ]

パ・リーグ   ロッテ2ー1西武 ( 2022年6月22日    ZOZOマリン )

<ロ・西>6勝目を上げた佐々木朗と先制打の安田(右)(撮影・長久保 豊) 
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が22日の西武戦(ZOZOマリン)に先発。7回3安打無失点9奪三振と好投し、5月20日のソフトバンク戦以来4試合ぶりとなる6勝目を挙げた。両リーグトップの奪三振数を114に伸ばし、防御率は1.56とした。チームは再び西武と同率3位で並んだ。

 佐々木朗は8回1失点ながら勝敗がつかなかった11日のDeNA戦登板後に出場選手登録を抹消され、最短での再昇格。中10日でのマウンドだった。「ここ何試合か、あまりいいピッチングができてなかったので、今日は何としても勝ちたかった」。

 初回、先頭の西武・源田に161キロの直球を中前に運ばれ出塁を許すも、その後は3者連続三振に仕留める上々の立ち上がり。「ストレートとフォークが凄くいいところにいってくれた」と試合後に話した通り、最速163キロの直球と決め球のフォークがさえ、3回までに6Kを奪う。一方で4回、1死走者なしで迎えた外崎には一転、4球連続スライダーで空振り三振を奪うなど、幅のある投球を見せた。2巡目以降は変化球を中心に打たせてとるピッチング。7回は2死から西川に6球続けてフォークを投じ空振り三振。この日9奪三振目を奪い7回3安打無失点で救援陣にマウンドを託した。

 チームは逃げ切りで2-1勝利。佐々木朗は5月20日のソフトバンク戦以来4試合ぶりとなる6勝目に「1カ月勝ってなかったので、勝ててホッとしています」と素直に喜んだ。ヒーローインタビューでは女房役の松川から何か声を掛けられたか問われると、「特にないです」と笑わせ、「次回もいいピッチングができるように頑張ります」と意気込みを見せた。

 

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