連敗しないヤクルト 高津監督「すごく大きい」5打点の中村には「ムネから後ろのすごく中心となる選手」

[ 2022年6月22日 23:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―3中日 ( 2022年6月22日    バンテリンD )

<中・ヤ>中日に勝利し、ナインを迎える高津監督(中央)(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトは連敗しない――。中村悠平捕手(32)の自己最多となる5打点の活躍で中日戦(バンテリンD)に勝利した。6回には浜田が2戦ぶりとなる決勝の6号2ランを放ち、チームの貯金は22となった。

 試合後、高津臣吾監督(53)は「今日は下位かな」と2人で全7打点を挙げた6番・中村と7番・浜田を称えた。そして5月10、11日に負けて以降連敗を喫していないことに「すごく大きいと思います」と連勝が前日に止まり、仕切り直しとなった一戦の勝利に「大きい」とうなづいていた。

 高津監督との一問一答は以下の通り。


 ――初回からいい流れ。

 「昨日、3者凡退で立ち上がりから、なかなか攻められなかった。3点とは思ってなかったけれども、しっかり準備していい立ち上がりだったんじゃないかなと思いますね。すごく大きな先制点だったと思います」

 ――中村が5打点の活躍。

 「下位つったら…、ムネから後ろのすごく中心となる選手で、いろいろ昨年もいつも言ってるけど、作戦もできるし、ああやって思い切ったスイングできるので、すごくいいポジションで、いい仕事をしてくれてるなと。昨日の負けが、たぶん本人も相当悔しかっただろうし、そういうのもあって、そういうのもあってか分からないけども、すごくいいところでいいバッティングをしてくれたかなと思います」

 ――同点にされて6回に点を取れたのは大きい。

 「今日は下位かな?ムネから後ろで点を取っているので、しかも長打で取ってるというところは、ワンスイングで2点、3点ってとれているっていうのはすごく大きかったですね。相手に与えるダメージも大きいのかなと思いました」

 ――浜田は低めの難しい球を強振。

 「浜ちゃんは常に全力で振ることがセールスポイントというか信条になっているので、少々タイミングが合わないときもあるけれども、ああやって一発で仕留められる、ホームランを打てる力も持っているわけだし、すごく楽しみだと思いますね」

 ――どこからでも点が取れる。

 「打つだけじゃないので、やっぱり当たり前のことだけど、全力で走る、小技でつなぐ、もちろんランナーがスコアリングにいたらヒット1本打ってほしいなと思ってますけど、それもなかなか難しいこと。つなぐ意識というのはよくできているかなと。ベンチからでもそういう声が出るし、みんなが前も言ったけど、役割を理解して次へ次へっていう気持ちがあるんだなと思いました」

 ――原投手は。

 「樹理は僕は5回3失点だと思っているので。か、6回4失点だと思ってるのでこんなもんじゃないですか(笑い)。ちょっと言い方は難しいですけど、打線に感謝しなきゃいけないね。昨日みたいに一生懸命頑張ってんだけどなかなか援護がなくて、引っ張ることもできるし、ああやって5回で3点取られても勝ち投手なることあるんだから、打線に感謝しなきゃいけないんじゃないですか」

 ――リリーフ陣は今日は頑張ってくれた。

 「そうですね、大きいと思います。しっかり勝ったゲームを勝ったまま終われるリリーフってのは頼もしく思ってます」

 ――前日やられてやり返せた。

 「連敗しなかったのは大きいですね。いつも言いますけど、火曜日勝てるのが一番いいのかなと思うんですけど。火曜日負けてしまって、明日はどうやって戦うかってところにすぐ切り替えて、すぐ対策して準備してってところができたのかなと。連敗しなかったのはすごく大きいと思います」

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