メジャー史上初…大谷8打点でも一度もリード奪えず 史上5人目「8打点負け」 不名誉記録連発

[ 2022年6月22日 18:07 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―12ロイヤルズ ( 2022年6月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>延長11回、1点及ばずの敗戦に厳しい表情で引き揚げる大谷(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は21日(日本時間22日)、本拠地エンゼルスタジアムでのロイヤルズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。6回の第3打席で34打席ぶりの本塁打となる14号3ラン、9回の第5打席では起死回生の同点15号3ランを放つなど自己最多の8打点をマークした。しかしチームは大谷の活躍を生かすことができず延長戦の末、11―12で敗れた。

 自身最多だけではなく、日本人メジャーリーガー史上最多となった大谷の8打点。しかし、1920年に打点が公式記録になって以来、メジャー史上初めて8打点を記録した打者がいるチームが一度もリードを奪えなかったという不名誉な記録となってしまった。

 また、同じく打点が公式記録になって以降、8打点以上を挙げチームが負けた打者は史上5人目。エンゼルスでは1961年のリー・トーマス以来61年ぶり2人目となった。

【8打点を挙げてチームが負けた打者】

・1932年9月9日 ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)●13―14タイガース 本塁打1

・1961年9月5日 リー・トーマス(エンゼルス)●12―13アスレチックス 本塁打3

・1970年6月19日 マイク・エプスタイン(セネターズ)●10―12オリオールズ 本塁打2

・2003年9月19日 ジェーソン・ベイ(パイレーツ)●9―10カブス 本塁打2

・2022年6月21日 大谷 翔平(エンゼルス)●11―12ロイヤルズ 本塁打2

※日付は現地時間。所属は当時

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月22日のニュース