中日・根尾、すごすぎる! “投手”初登板も完璧3者凡退 塩見には自己最速152キロ!

[ 2022年6月22日 20:47 ]

セ・リーグ   中日―ヤクルト ( 2022年6月22日    バンテリンD )

<中・ヤ>力投する根尾(撮影・椎名 航)
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 21日に外野手から投手に守備位置登録が変更された中日・根尾昂投手(22)が、22日のヤクルト戦の8回に5番手でマウンドに上がり、1回無失点に抑えた。

 3-7と点差が開いた状況だったが、8番・長岡を147キロの直球で二ゴロ。代打・川端にはスライダーで空振りを取るなどして最後は二ゴロに抑えた。さらに1番・塩見の打席では初球に自己最速となる152キロを外角ギリギリにズドーン。最後の4球目も152キロで空振り三振に抑え、悠々とマウンドを降りた。投手転向が決まった際には「やってやるぞ」と意気込んでいたが、この日も楽しそうな表情が印象的だった。

 根尾は交流戦後から投手に本格転向し、19日の巨人戦では、9回2死から投手転向後初登板。岡本和を空振り三振に打ち取り「まだまだ初心者なので、レベルアップできるようにやっていきたい。次も抑えます」と表情を引き締めていた。岡本和に対してはプロ最速の151キロを出し、大阪桐蔭時代に練習で出したという自己最速に並んだが、この日は早くも152キロに更新。末恐ろしい潜在能力を垣間見せた。

 根尾は2018年ドラフト1位で中日に入団し、今季が4年目。当初は内野手登録だったが、今年3月8日に外野手登録となっており、今年2度目の守備位置変更となった。

 根尾は試合後に「また次、抑えられるように、しっかり準備します」と、早くも次へ向けて視線を移した。

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