大谷翔平 日米自己最多8打点の“ショータイム”!14、15号3ラン2発&犠飛2本も…エ軍は惜敗

[ 2022年6月22日 14:54 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―12ロイヤルズ ( 2022年6月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>6回、大谷が中越えに3ランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は21日(日本時間22日)、本拠地エンゼルスタジアムでのロイヤルズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。6回の第3打席で34打席ぶりの本塁打となる14号3ラン、9回の第5打席では起死回生の同点15号3ランを放つなど自己最多の8打点をマークした。エ軍は延長戦の末、11―12で敗れた。

 “ショータイム”が止まらない。2点を追う延長11回1死一、三塁の第6打席でこの日、8打点目となる左犠飛。自身最多の8打点をマークした。

 初回2死の第1打席で、ロ軍先発右腕ヒースリーの初球の外角直球を中前打し、2試合連続安打。4回無死の第2打席は一ゴロだったが、5点を追う6回無死一、二塁の第3打席で真ん中に入った直球を完ぺきに捉える中越え14号3ラン。打球速度は111・5マイル(約179・4キロ)で、飛距離は423フィート(約128・9メートル)、打球角度は25度。11日(同12日)のメッツ戦で13号2ランを放って以来8試合ぶりの本塁打で、16日(同17日)のマリナーズ戦で2安打して以来5試合ぶり今季19度目のマルチ安打も記録した。

 左腕スパイヤーと対戦した7回1死一、三塁の第4打席は中犠飛して4打点目を挙げ、9回1死一、二塁の第5打席でも2ボール2ストライクから右腕バーロウの高めのカーブを同点の15号3ラン。打球速度は113・5マイル(約182・7キロ)、飛距離は438フィート(約133・5メートル)で、打球角度は32度。大谷の1試合2本塁打は、4月15日(同16日)のレンジャーズ戦で1号ソロ、2号2ラン、5月9日(同10日)のレイズ戦で5号ソロ、6号満塁弾、5月29日(同30日)のブルージェイズ戦で10号ソロ、11号2ランを放って以来今季4度目。11日(同12日)のメッツ戦以来8試合ぶり今季5度目の1試合3安打も記録していた。

 試合前には、翌日にロ軍戦の先発を控え、ブルペンで変化球を交え27球の投球練習を行った。この日、大リーグ機構(MLB)は7月19日にドジャースタジアムで行われるオールスターゲームの先発野手を決めるファン投票の第1回中間発表を行い、エ軍からはトラウトが3枠ある外野手部門で2位、大谷はDH部門でアストロズのアルバレスに約28万票の差をつけられ2位となった。

 大谷は前日20日(同21日)のロイヤルズ戦は「3番・DH」で出場し、第2打席で16打席ぶりの安打となる二塁内野安打を放つなど2打数1安打2四球。通算打撃成績は67試合で258打数65安打、打率・252、13本塁打、37打点、7盗塁となっていた。

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