エンゼルス・大谷 ダッシュで脱出!16打席ぶり安打は快足飛ばしてもぎ取った

[ 2022年6月22日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2ー6ロイヤルズ ( 2022年6月20日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>3回、大谷は内野安打を放つ(撮影・篠原 岳夫)
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 エンゼルスの大谷に4試合&16打席ぶりの安打が生まれた。3回2死、昨年6月に自身最長470フィート(約143.3メートル)弾を放った左腕バビクから二塁内野安打。弱い打球のゴロだったが、大谷シフトで二塁手が深い守備位置にいたため、快足を飛ばしてセーフをもぎ取った。

 チームは2得点で敗戦。4連勝を逃し、フィル・ネビン監督代行は「もっと点を取らないといけない。それができなかった」と振り返ったが、大谷の復調は好材料だ。試合前まで今季ワーストの14打席連続無安打中だったが、2四球を含め3度出塁。8回は右飛に倒れたが、打球速度106.9マイル(約172キロ)、打球角度18度は長打になりやすい打球速度と打球角度を組み合わせた「バレルゾーン」に認定される打球で紙一重だった。

 試合前には22日(日本時間23日午前10時49分開始)の同じロイヤルズ相手の先発に向け、キャッチボールなどで調整した。ペリー・ミナシアンGMは「マウンドでは素晴らしい。打席に入るたびにデンジャラスであるところも好きだ」と、巻き返しの切り札として期待した。

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2022年6月22日のニュース