中大・西舘が9回4安打11奪三振の力投 9回逆転サヨナラで1部残留!

[ 2022年6月22日 12:42 ]

東都大学野球春季1、2部入替え戦3回戦   中大(1部6位)2―1東洋大(2部1位) ( 2022年6月22日    神宮 )

東洋大との入れ替え戦に先発した中大・西舘
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 中大・西舘(3年=花巻東)、東洋大・細野(3年=東亜学園)の投げ合いで始まった試合は、最後の最後でドラマが待っていた。

 1点を追う9回、中大は8回から細野を救援した河北(4年=浦和学院)から連続四球を選んで無死一、二塁の好機を築いた。救援した島田(1年=木更津総合)に4番・北村主将(4年=近江)が三塁線にバント。これを島田が一塁へ悪送球して同点。なお続く無死一、三塁から石井(3年=作新学院)が中前に弾き返しサヨナラ勝ち。1部残留を決めた。

 東洋大は初回に松本渉(4年=龍谷大平安)の三塁打と石上泰(3年=徳島商)の右前打で先制。細野も7回2安打と抑えていたが西舘から追加点が奪えず最後は逆転を許し3季ぶりの1部復帰はならなかった。中大の西舘は9回を4安打11奪三振の力投。この好投がサヨナラを呼び込む形となった。

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2022年6月22日のニュース