西武HD株主総会　株主が球団に秋山獲得を要望「獲得したら優勝。ソフトバンクには獲られないでほしい」

レッズ所属時の秋山
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　西武ホールディングスは22日、埼玉県所沢市内で定時株主総会を開催した。パドレス傘下3Aエルパソから自由契約となり、日本球界復帰を決断して帰国した秋山翔吾外野手（34）について、株主から「今年は投手が安定している。そこで、秋山翔吾さんを今回獲得していただいたら、優勝間違いないのではないかと思う。株主として獲得することを心から期待しております。将来の監督候補としてライオンズの優勝に導いてほしい。絶対にソフトバンクには獲られないでほしい」と球団に古巣復帰を熱望し、秋山にも呼びかけた。

　球団オーナーの後藤高志西武ホールディングス代表取締役社長は「私も秋山選手にはライオンズに戻ってきてもらいたいと熱望しております。今、編成本部の方でしっかりとこれから秋山選手とコミュニケーションを取って、コンタクトを取って、そしてライオンズの獲得に向けて最大限の努力をして参ります」と語った。

　西武は渡辺久信GMが復帰オファーを出す方針を示している。ソフトバンクも獲得に興味を示し、広島も獲得に乗り出す方針。奥村剛球団社長は「戦力の充実、向上につきましては編成部門と日頃から意見交換を密に行っております。秋山選手に限らず、チームに必要と判断した選手につきましては、積極的に獲得交渉を行って参りたいと考えております」と語った。