日本ハム・輝星の秋田凱旋　行きつけの鉄板焼き店店主は「約束」守ってテレビで見守った

パ・リーグ   日本ハム0－3楽天 （ 2022年6月21日    秋田 ）

「てっぱん焼き　大雅」の壁には、吉田のサインと写真が飾られている（写真提供・大高生義さん）
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　【記者フリートーク】金足農から徒歩6分。秋田市内にある「てっぱん焼き　大雅」の店主・大高生義さんは、吉田の凱旋登板を店内のテレビで見つめていた。「球場に応援に行こうと思えば行けたんだけど。輝星と約束したからね」と感慨深げに語った。

　吉田が高校時代からの行きつけだ。「今も昔も変わらない。人の目を気にしない子」と大高さん。甲子園準優勝でナインの公共交通機関の使用が禁じられるほど町中で騒がれた頃に、Tシャツ姿でふらっと入店したことがある。プロ入り後も変装などは一切せずに訪れ、店内が度々騒ぎになるという。

　コロナ禍以前の19年オフに訪れた際には「1軍のローテーションに入ったら、大雅のおじさんを札幌ドームに招待する」と約束を交わした。今回、凱旋登板で招待されるのは約束とは違う。「いつになるか分からないけど、その日を楽しみに待ちたい」。力投する吉田の姿に目を細めた。（日本ハム担当・清藤　駿太）