巨人・原監督「きょうは甲子園の決勝戦のようなつもりで」 気合空回り、9失点で交流戦負け越し決定

[ 2022年6月12日 16:32 ]

交流戦   巨人2―9楽天 ( 2022年6月12日    楽天生命パーク )

<楽・巨>9回、八百板が遊ゴロに倒れて試合終了。ベンチの原監督は険しい表情を見せる(撮影・河野 光希)
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 巨人は交流戦ラストマッチとなった楽天戦(楽天生命パーク)で9失点大敗を喫して2連敗。8勝10敗で2年連続の交流戦負け越しが決まった。また、日曜日は4月17日の白星を最後に8連敗(2勝10敗)。首位ヤクルトが勝ったため、ゲーム差は今季初の7と開いた。

 先発右腕・山崎伊が辰己に先制ソロを許すなど2回途中5失点KO。リリーフした2番手右腕・鍵谷も連続四球で満塁とピンチを広げ、銀次に2点適時打された後で辰己に1イニング2発目となる3ランを被弾して4点を失うなど、2回だけで9失点。3回以降は菊地、高梨、ビエイラ、今村の継投で楽天打線を1安打無失点に抑えただけに悔やまれる2回となった。

 2試合連続でプロ最短KO更新となった山崎伊に「先発ピッチャーの責任というのはね、重いものでね。まあ…いい経験にしてもらわないといけませんね」と苦言を呈した巨人の原辰徳監督(63)。交流戦負け越しについては「そうですね。うーん、きょうはなんていうか、甲子園の決勝戦のようなつもりで戦っていこうということでスタートしたんですけど、まあ、残念ながらという結果になってしまったんですけどね。まあ、まだ途中ですから。少し調整、矯正してまあ、またペナントレースに戦っていきます」と話していた。

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2022年6月12日のニュース