阪神・伊藤将　6回途中2失点も反省「粘り切れず2点目を与えてしまったことが悔しいです」

交流戦   阪神3－2オリックス （ 2022年6月11日    京セラD ）

＜オ・神＞3回、中川圭に安打を打たれ、股の下から打球を見つめる阪神・伊藤将（撮影・椎名　航）
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　阪神の伊藤将は粘りの投球で役割を果たした。6安打されながら5回1/3を2失点（自責1）。山本との投げ合いで接戦に持ち込んだ。

　「何とか最少失点でリリーフ陣にバトンを渡したかったのですが、粘り切れず2点目を与えてしまったことが悔しいです」

　立ち上がりから不運だった。初回先頭・福田の左翼への当たりにチャージした島田が落球。1死三塁から中川圭に中前へ運ばれて先制点を献上。5回には佐野皓のバットを追った打球が左翼線へ落ちる二塁打。1死三塁から宗に右前適時打を許し追加点を奪われた。

　3者凡退は4回だけ。苦しい投球を強いられながらも、大崩れはしない。「変化球をうまく使いながら、リズム良く丁寧に投げることができた点については良かった」。8回の同点で黒星は消えた。（遠藤　礼）