大谷翔平 サイクル安打かかった打席で四球、球場は大ブーイング、ネット「勝負してよ!」「残念…」

[ 2022年6月12日 15:00 ]

インターリーグ ( 2022年6月11日    エンゼルス11―6メッツ )

<エンゼルス・メッツ>初回1死一塁から右中間に先制の適時二塁打を放つ大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は11日(日本時間12日)、本拠地エンゼルスタジアムでのインターリーグのメッツ戦に「3番・DH」でスタメン出場。2試合ぶりの本塁打となる13号2ランを放つなど4打数3安打の固め打ちを見せ、サイクル安打がかかった第5打席の四球には大ブーイングがわき起こった。試合はエ軍が11―6で勝利した。

 大谷が3年ぶり2度目のサイクル安打がかかった8回1死二塁の第5打席で、左腕シュリープから四球を選ぶと、ホームスタジアムにはファンの大ブーイングが響き渡った。インターネット上にも「勝負してよ!」「せめてスイングできる球を」「サイクルが…残念…」などの声が上がった。

 初回1死一塁の第1打席は、メ軍の先発右腕カラスコの高めの直球を叩いて右中間に適時二塁打し、4日(同5日)のフィリーズ戦から続く連続試合安打を「8」に伸ばした。3回1死の第2打席でも外角球を左前にはじき返し、9日(10日)のレッドソックス戦以来2試合ぶり、今季16度目のマルチ安打を記録。5回1死二塁の第3打席は初球を完ぺきに捉える右中間への13号アーチ。打球速度113・5フィート(約182・6キロ)、打球角度21度、打球飛距離388フィート(約103メートル)。9日(同10日)のレッドソックス戦で12号2ランを放って以来2試合ぶりの本塁打で、この日2本塁打のトラウトとのアベック弾は今季3度目、通算17度目となった。また、5月9日(同10日)のレイズ戦以来30試合ぶり今季4度目の1試合3安打もマークした。左腕シュリープと対戦した6回1死の第4打席は空振り三振で、8回の第5打席を迎えていた。

 これで通算打撃成績は60試合で231打数59安打、打率・255、13本塁打、37打点、7盗塁となった。

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