巨人 NPB最速右腕ビエイラが66日ぶり登板 2回3K、6人でピシャリ MAX162キロ

[ 2022年6月12日 15:29 ]

交流戦   巨人―楽天 ( 2022年6月12日    楽天生命パーク )

<楽・巨>6回、一塁ベースカバーに走るビエイラ (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人のチアゴ・ビエイラ投手(29=ブラジル)が楽天戦(楽天生命パーク)で復帰後初登板。66日ぶりとなった1軍マウンドで2回を投げ、打者6人から3三振を奪う好投でピシャリと抑えた。

 1―9と一方的な展開となった6回に5番手として登板。2番・小深田を158キロ直球で一ゴロに打ち取ると、3番・浅村と4番・島内はともに162キロ直球で空振り三振に仕留めた。

 イニングをまたいだ7回は5番・銀次を158キロ直球で中飛、2回に1イニング2発を放っている6番・辰己を156キロ直球で中飛。7番・茂木は158キロ直球で空振り三振に斬って取った。

 投球内容は2回で打者6人に対して24球を投げ、無安打無失点。3三振を奪って四死球はなし、直球のMAXは162キロだった。

 昨季NPB最速となる166キロをマークし、リリーフエースとして19セーブを挙げたビエイラは中継ぎに回った今季初登板から4試合連続で失点し、防御率22・50。4月7日の広島戦(マツダ)では頭部死球により登板からわずか3球で今季両リーグ第1号となる危険球退場となり、翌8日に登録抹消された。今月9日に2カ月ぶりに出場選手登録されたが、ここまで登板がなかった。

 ▼ビエイラ 1軍に来てチャンスをもらえたので、結果が出せるようにと思っていました。チームは負けてしまったけれど、抑える事が出来て良かったです。チャンスをくれたチームに感謝しています。

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2022年6月12日のニュース