シドニー五輪銅メダル・田中雅美氏が自身2度目始球式　ワンバウンドに「練習の成果を発揮できなかった～」

＜日・中＞始球式を務めた00年シドニー五輪競泳女子400メートルメドレーリレー銅メダリストの田中雅美さん（撮影・高橋茂夫）
Photo By スポニチ

　北海道・遠軽町出身で、00年シドニー五輪競泳女子400メートルメドレーリレー銅の田中雅美氏（43）が12日、日本ハム―中日戦（札幌ドーム）で始球式を務めた。

　ピンクのグラブを手に、背ネームには「MASAMI」と書かれた日本ハムのホームユニホーム姿で登場。大きく振りかぶって投じたボールは、惜しくもワンバウンドとなり「緊張しました。水泳の時よりもした」と、苦笑いを浮かべた。

　札幌ドームでは12年以来、自身2度目の始球式。以降は毎週10分、ジムなどで始球式のための投球練習を続けてきたという。「練習の成果を発揮できなかった～」と悔やんだが、2バウンドだった前回からの成長はみせた。「（球速）100キロを挑戦し続けたい」と意欲的だった。