昨季パ本塁打王のオリ・ラオウ杉本 交流戦首位打者にも「試合に負けたので言いづらい」

[ 2022年6月12日 19:28 ]

交流戦   オリックス1-9阪神 ( 2022年6月12日    京セラD )

<オ・神> 9回2死一塁、杉本は中越えに適時二塁打を放つ (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 オリックスの杉本裕太郎外野手(31)が、交流戦首位打者に輝いた。

 18試合にフル出場した杉本は69打数27安打で、打率・391。牧原大(ソフトバンク)や、絶好調の村上(ヤクルト)らを抑え、交流戦の打率トップに立ったが、チームが5連敗したこともあり「試合に負けたので言いづらい」と複雑な表情を見せた。

 昨季パ・リーグ本塁打王となった愛称「ラオウ」こと杉本は、今季は開幕から不振に苦しみ、5月17日時点では打率・117だった。だが交流戦に入ると復調気配を見せ、同26日の巨人戦では菅野から3安打を放つなど、ぐんぐん上昇。チームにとっても心強い復活となった。

 現在は打席での球の見え方も良化しているようで、「感覚は全然違う。でも気を抜くと戻っちゃうので大振りしないように心がけたい」と話していた。

続きを表示

2022年6月12日のニュース