【交流戦終了】セ・リーグが初の2年連続勝ち越し 引き分けなしは14年ぶり セはパに追いついたか

[ 2022年6月12日 17:40 ]

<ソ・ヤ>完封勝利し捕手・中村(左)と笑顔で握手を交わす高橋(撮影・岡田 丈靖)           
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 プロ野球交流戦は12日、全日程を終了し、セ・リーグが55勝53敗で、昨年に続き勝ち越しを決めた。セ・リーグは過去に2009年、21年に勝ち越しており、2年連続3度目。2年連続の勝ち越しは初めてとなった。

 通算17シーズン目となった交流戦でセ・リーグが勝ち越した上で優勝(最高勝率)がセ球団となるのも初めて。09年の勝ち越し時はソフトバンクが優勝、21年の勝ち越し時はオリックスが優勝していた。また今季は引き分けがなく、全日程を終了。1試合も引き分けがなかったのは2008年以来14年ぶり2度目で、中止が1度もなかったのは史上初となった。

 セ・リーグ初となる全カード勝ち越しでの優勝を決めたヤクルトはこの日もソフトバンクを下して、14勝4敗、勝率・778で全日程を終了。18試合制となった2015年以降の最高勝率は2016年ソフトバンクの13勝1分け4敗の.765が最高だったが、その記録を超える最高勝率となった。

 2位にも阪神が入り、初めてセ球団が1位、2位を独占。昨年の日本シリーズはヤクルトがセ球団としては9年ぶりの日本一となった。近年までパ・リーグの優勢が続いていたが、セ・リーグが盛り返す結果となった。

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