巨人・原監督「きょうはそこに非常に手応えがあったなと」 9失点大敗も元守護神好投に光明

[ 2022年6月12日 16:23 ]

交流戦   巨人2―9楽天 ( 2022年6月12日    楽天生命パーク )

<楽・巨>5番手で登板した巨人・ビエイラ (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は交流戦ラストマッチとなった楽天戦(楽天生命パーク)で9失点大敗を喫して2連敗。8勝10敗で2年連続の交流戦負け越しが決まった。また、日曜日は4月17日の白星を最後に8連敗(2勝10敗)。首位ヤクルトが勝ったため、ゲーム差は今季初の7と開いた。

 先発右腕・山崎伊が辰己に先制ソロを許すなど2回途中5失点KO。リリーフした2番手右腕・鍵谷も連続四球で満塁とピンチを広げ、銀次に2点適時打された後で辰己に1イニング2発目となる3ランを被弾して4点を失うなど、2回だけで9失点。3回以降は菊地、高梨、ビエイラ、今村の継投で楽天打線を1安打無失点に抑えただけに悔やまれる2回となった。

 2試合連続でプロ最短を更新する序盤KOとなった山崎伊に猛省を促した原辰徳監督(63)だったが、66日ぶりの1軍登板となった昨季の守護神ビエイラがMAX162キロを計測して2回を投げ、打者6人から3奪三振でピシャリ。「ああ、明るい。いや、ほんとに明るい。彼がもし、もしというか8回くらいにいてくれるなら、すごく大きいし、きょうはそこに非常に手応えがあったなと思います」と試合前まで防御率22・50だった元守護神の復活を喜んだ。

 ビエイラは昨季NPB最速となる166キロをマークし、リリーフエースとして19セーブを挙げたビエイラは中継ぎに回った今季初登板から4試合連続で失点し、防御率22・50。4月7日の広島戦(マツダ)では頭部死球により登板からわずか3球で今季両リーグ第1号となる危険球退場となり、翌8日に登録抹消された。今月9日に2カ月ぶりに出場選手登録されたが、ここまで登板がなかった。

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2022年6月12日のニュース