亜大が20年ぶり5度目の優勝 全日本大学野球選手権

[ 2022年6月12日 16:10 ]

全日本大学野球選手権決勝   亜大7―1上武大 ( 2022年6月12日    神宮 )

<上武大・亜大>優勝し、青山(左)ら歓喜の亜大ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 13年決勝の再戦となったカードで、亜大がリベンジを果たして02年以来20年ぶり5度目の優勝を決めた。

 3回に試合が動いた。今秋ドラフト候補に挙がる2番の主将・田中幹也内野手(4年)が1死二、三塁で先制の決勝左前2点打など5安打を集めて一挙4得点した。田中幹は「本当に人生で一番の仲間と出会えて優勝できてよかった。野球を楽しむことを念頭に置いていた。楽しめました」と喜んだ。

 投げては、先発のエース右腕・青山美夏人投手(4年)が1失点完投。9安打を浴びながらも、最速148キロの直球と得意のスプリットで上武大打線を抑え「昨日は1年生の投手だったり、下級生が頑張った。1人で投げ抜こうと思っていました。(優勝投手は)格別です」と汗をぬぐった。

 監督として初の全日本選手権制覇となった生田勉監督は「優勝はうれしいが、開幕から自分たちで課題を持って上手くなってくれたことが指導者としてうれしい」と選手を称え「頑張ったことが褒めてあげますが、学生の本分は勉強。一生懸命勉強に励んで下さい」と湧かせた。

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2022年6月12日のニュース