ヤクルト 盤石リレーでマクガフ今季20セーブ 高津監督、交流戦完全V「リリーフみんながMVP」

[ 2022年6月12日 05:30 ]

交流戦   ヤクルト7―4ソフトバンク ( 2022年6月11日    ペイペイD )

<ソ・ヤ>9回から登板のマクガフ(撮影・岡田 丈靖)
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 ヤクルト・高津監督は優勝インタビューで誇らしげに言った。「パ・リーグを意識してずっと戦ってきた。全チームに勝ち越して優勝できたのは凄くうれしい」。交流戦完全Vの原動力として「リリーフみんながMVP。本当に頼りにしています」と絶賛した。

 鉄壁の救援陣が勝利を呼んだ。1点差に迫った直後の5回。先発スアレスが2死から走者を出したところでスイッチした。「投げ切らせたかったけれど、点を取った後に失点しないことが大事」と梅野を送った。さらに新外国人のコール、今野と継投。最後はマクガフが3人で締めて交流戦7セーブ目を挙げ、今季20セーブに到達した。救援陣は6月の全10試合を含む11試合連続無失点だ。

 この日は2年連続最優秀中継ぎ投手の清水をベンチから外し、休ませた。「どのメンバーを投げさせても、しっかり期待に応えてくれている」と指揮官。左の切り札の田口、台頭してきた2年目の木沢らもいる。救援防御率リーグ断トツの1・85のブルペン陣が、快進撃を支えている。

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2022年6月12日のニュース