DeNA・牧“朗希討ち”逆方向16号「本当にいい形で打てた」接戦制しチーム4位浮上

[ 2022年6月12日 05:30 ]

交流戦   DeNA2―1ロッテ ( 2022年6月11日    ZOZOマリン )

<ロ・D>2回、先制ソロを放ちベンチに迎えられる牧(撮影・長久保 豊) 
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 ファーストコンタクト。DeNA・牧は佐々木朗に対して、最初のスイングで見事に捉えた。令和の怪物との初対戦。2回無死で直球を2球見逃した後の130キロのカーブだった。「真っすぐ(待ち)でいく中で、本当にいい形で待てて、打てた」。約30キロの緩急差にも崩されず、瞬時の反応で右翼への先制16号ソロ。三浦監督も「牧の本当に凄いところ。逆方向にね。さすが4番」と称えた。

 交流戦開幕前に行われたオンライン会見。牧が「(佐々木朗の)真っすぐを打ちたい!」と宣言すると、相手捕手・松川も「真っすぐで攻めたい」と応じた。2球続いた直球からの変化球を快打。牧は「(2打席目以降は)全部抑えられた。本当にいい投手だなと感じた」と待ち望んでいた対決を振り返った。

 そんな怪物を相手に粘りの試合展開に持ち込み、チームは接戦を制して4位に浮上した。「明日も粘り強く勝ちにこだわりたい」と牧。12日に勝利すれば19、21年に続く3シーズン連続の交流戦勝ち越しが決まる。(鈴木 勝巳)

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2022年6月12日のニュース