東日本国際大・上崎 原、井口超えの大会最多4本塁打も空砲

[ 2022年6月12日 05:30 ]

第71回全日本大学野球選手権第5日・準決勝   東日本国際大1ー3亜大 ( 2022年6月11日    神宮 )

<亜大・東日本国際大>2回、大会記録となる大会第4号の同点ソロを放つ東日本国際大・上崎(撮影・木村 揚輔)
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 東日本国際大の上崎彰吾外野手(4年)が今大会4本塁打を放ち、個人の大会新記録を樹立した。

 新記録弾も空砲に終わった。東日本国際大・上崎が1点を追う2回に右翼席へ同点ソロ。4試合連続アーチで東海大・原(現巨人監督)、青学大・井口(現ロッテ監督)が持っていた大会最多本塁打(3本)を更新した。

 「打ったのはスライダー。打った瞬間、行ったと思った」と振り返ったが試合は1―3で敗戦。9回2死一塁は二ゴロで最後の打者となり「記録にはこだわっていない。負けたのが悔しい。最後の打席は力が入ってしまった」と肩を落とした。

 決勝進出はならなかったが、藤木豊監督は「やりましたね。原さん、井口くんを超えた。大したもの。自分は(東北福祉大時代に大学選手権で)1本しか打ってない」と評価。上崎は「結果が出てうれしいけど、もっと強いチームをつくらないと」と気を引き締めた。(秋村 誠人)

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