日本ハム・新庄監督「あのファウルは捕ったらいかん」、右翼手の万波に苦言

[ 2022年4月10日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム5-8楽天 ( 2022年4月9日    札幌D )

<日・楽>5回、重苦しい雰囲気の新庄監督(撮影・西川 祐介)
Photo By スポニチ

 【追球ズーム ここにFOCUS】事前の状況把握と瞬時の判断。日本ハム・万波にとってこの2つの要素が無駄な失点を防ぐことになると再認識する試合となった。

 1―1の3回に3点を勝ち越されなお1死三塁。ベンチは左翼の松本剛と右翼の万波に「自分より後方のファウルは捕らないように」と指示した。和田の飛球は定位置よりやや後方の右翼線際へ。微妙な位置で万波は「自信を持って判断できなかった。迷ったら捕っちゃえ」と捕球したがその位置は明らかにファウルゾーン。犠飛でさらに1点を失った。

 外野の名手だった新庄監督は「あのファウルは捕ったらいかん」と指摘した。6日のロッテ戦では相手の左翼の高部が宇佐見の左翼線際の飛球をファウルと判断して捕球せず、フェアゾーンに落ちてサヨナラ勝ちしただけに「高部君のケースもあって難しい」と語ったが、万波にとっては本拠地だ。無駄な失点を与えていては浮上はない。(東尾 洋樹)

 ▼日本ハム・万波(3回の右翼守備について)ライン際の距離感はもっと勉強しないといけない。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月10日のニュース