Rソックス沢村が今季初登板 1回無失点 2年目スタート「周りは見えている やるべきことをコツコツ」

[ 2022年4月10日 09:15 ]

今季初登板し1回無失点だった沢村(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(33)が9日(日本時間10日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦で今季初登板し、7回裏の1イニングを無安打無失点に抑えた。2-4とリードされた場面でマウンドに立った沢村は、テンポのいい投球でトーレスを中飛、ヒガシオカを左飛、カイナーファレファを三塁ゴロに討ち取った。12球中7球がストライク。速球の最速は155・9キロ(96・9マイル)だった。レッドソックス はそのまま2-4で敗れ、開幕2連敗のスタートとなっている。試合後の一問一答は以下の通り。

 ――初登板だが、落ち着いていた。
 「緊張はしましたけど、やっぱりオープン戦と公式戦では違いますし、(シーズンで)最初に投げてはじめて試合に入っていける感じがしたんで、その点はよかったです」

 ――昨季、様々な大舞台を踏んでの2年目で違いは感じるか。
 「周りは見えていると思います。でも一番は自分がやるべきことをコツコツやることなんで、そこに自分の中ではすごくフォーカスしています」

 ――ヤンキース3連戦での開幕で気持ちがたかぶる部分は。
 「同じリーグで、素晴らしいバッターもそろってますし、ここでスタートを切れて、この雰囲気を味わえたっていうのは、この後、何十試合投げていく中ではプラスになるんじゃないかなと思います」

 ――速球は走り、スプリットも低めにいっていたように見えたが。
 「寒くて身体も動かなかったですし、自分の思ったようなボールっていうのは少なかったです。でも1点も許されないあの状況で、ビハインドではありますけれど、2点ならこのチームはわからないですから、そういう意味ではゼロで次につなげることができてよかったなと思います」

 ――3人ともスライダーで入り、最後は真っ直ぐだった。
 「納得いくボールは少なかったですけど、スライダーがよかったのでそれが救いでした。もうちょっと暖かくなってくれば、スピードも上がってくるでしょう。この寒さっていうのは自分1人でどうなるもんでもないので、まあしょうがないかなという感じです」

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