プロ野球史上16人の完全試合達成投手に「佐々木姓」3人、名前に「朗&郎」が付く選手は7人に驚きの声

[ 2022年4月10日 19:49 ]

パ・リーグ   ロッテ6ー0オリックス ( 2022年4月10日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>完全試合達成した佐々木朗(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発し、プロ野球史上16人目の完全試合を達成した。94年5月18日の広島戦(福岡ドーム)で槙原寛己(巨人)が達成して以来、28年ぶりの快挙となった。

 これまで日本のプロ野球で完全試合を達成したのは史上16人目。だが、その中に佐々木吉郎(大洋)、佐々木宏一郎(近鉄)、佐々木朗希と3人も「佐々木姓」がいることに、ネットでは驚きの声。

 しかも、名前の部分に漢字は違うものの「郎」「朗」と「ろう」が付いていおり、16人中「郎」や「朗」がついている選手が7人いるため「完全試合達成者に佐々木姓が3人もいるのね」「下の名前も佐々木朗希に似てる」「完全試合達成者は16人しかいないのに達成者の中に佐々木姓が3人も」「朗&郎がつくと、完全試合しやすくなるのか!?」などの声が寄せられていた。

 佐々木吉郎は秋田県出身、秋田商、日本石油を経て62年に大洋に入団。66年5月1日に、広島戦で完全試合を達成。偵察メンバーが多く起用された広島に対し佐々木が先発。安打を打たれたら交代すると言われていたが、最後まで無安打のまま投げ続け。完全試合を達成した。

 また、佐々木宏一郎は岐阜県出身、岐阜短期大学付属岐阜から入団テストを受け62年に大洋ホに入団。だが、シーズン途中に佐々木吉郎が入団したため「佐々木は2人もいらない」と退団することになり、近鉄に移籍。その後、1970年10月6日に南海戦で完全試合を達成している。

 ◆完全試合達成者◆

藤本 英雄(巨人)1950年6月28日 西日本戦
武智 文雄(近鉄)1955年6月19日 大映戦
宮地 惟友(国鉄)1956年9月19日 広島戦
金田 正一(国鉄)1957年8月21日 中日戦
西村 貞朗(西鉄)1958年7月19日 東映戦
島田 源太郎(大洋)1960年8月11日 阪神戦
森滝 義巳(国鉄)1961年6月20日 中日戦
佐々木 吉郎(大洋)1966年5月1日 広島戦
田中 勉(西鉄)1966年5月12日 南海戦
外木場 義郎(広島)1968年9月14日 大洋戦
佐々木 宏一郎(近鉄)1970年10月6日 南海戦
高橋 善正(東映)1971年8月21日 西鉄戦
八木沢 荘六(ロッテ)1973年10月10日 太平洋戦
今井 雄太郎(阪急)1978年8月31日 ロッテ戦
槙原 寛己(巨人)1994年5月18日 広島戦
佐々木 朗希(ロッテ)2022年4月10日 オリックス戦

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月10日のニュース