“ミスターロッテ”有藤通世氏、朗希の快挙を予言!? 「2試合続けてはないでしょ?」と早くも次戦へ期待

[ 2022年4月10日 17:29 ]

パ・リーグ   ロッテ6ー0オリックス ( 2022年4月10日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>4回、吉田正(右)を空振り三振に仕留めた佐々木朗(撮影・島崎忠彦)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発し、プロ野球史上16人目の完全試合を達成した。94年5月18日の広島戦(福岡ドーム)で槙原寛己(巨人)が達成して以来、28年ぶりの快挙で、ロッテでは、1973年の八木沢荘六以来。20歳5カ月の達成は、1960年嶋田源太郎(大洋)の20歳11カ月を更新する最年少達成者となった。

 この試合の中継で解説を担当した、“ミスターロッテ”有藤通世氏(スポニチ本紙評論家)は「素晴らしいピッチングだった」と後輩の快挙に喜び。それでも「僕は不満が残っている」と言い、「奪三振が20ないと。このピッチャーにはやっぱりこれをやってほしい。27三振、やってほしいね」とプロ野球タイ記録の19奪三振をマークした20歳にさらなる記録達成を期待した。

 そして「2試合続けてはないでしょ?完全試合。次の試合もやってほしい」と驚きの期待も口に。「今のバッティング技術はそうとう上ってますから。その中で13人続けての三振、これは凄いことですよ」と手放しで称賛していた。

 佐々木の前回登板となった3日の西武戦(ZOZOマリン)でも解説を務め、ノーヒットノーラン、完全試合への期待を語っていた有藤氏。この日の試合前も「きょうはこの前以上の投球を期待する」とし、「いつも言っているようにノーヒットノーラン、完全試合ですよ。僕はこのピッチャーはそれを目指してやってほしいと思ってますから」と話していた。

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