オリ・福田 朗希へ完敗認めつつも「正直楽しさあった。こんなに凄い投手と対戦できる」

[ 2022年4月10日 18:34 ]

パ・リーグ   オリックス0-6ロッテ ( 2022年4月10日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>5回、空振り三振に倒れた福田(撮影・島崎忠彦)
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 昨季パ・リーグ王者のオリックスが、10日のロッテ戦で屈辱を受けた。

 ロッテ先発の佐々木朗希投手に、初回2死の吉田正から5回まで13者連続三振を奪われ、プロ野球新記録の樹立を許した。結局、その後も流れを止められず、頼みの吉田正も3打席連続三振。9回、最後は代打・杉本が空振り三振に倒れ、28年ぶりの完全試合を許した。

 5番で出場した福田も3打席連続三振。直球に対して狙いを定めていたようだが「いや、もうすごかった。僕も連続3三振は人生で初かもしれない。球も速かったし、フォークも反応だけで打てるものではなかった」と完敗を認めつつ、「正直やっていて楽しさはあった。こんなに凄い投手と対戦できる。なんとか打ち返したい気持ちでしたが」と、清々しい気持ちも見せた。

 対策として早いカウントから仕掛けたものの、「フォークもストゾーンで勝負できる…ゾーンにくるフォークってあまり落ちなかったりするもんなんですけど、それでも鋭さがあった。真っすぐに見えますね、あれは」と、プロでも別次元の投球だったようだ。

 「この投球をされたら仕方ない」という福田は「佐々木くんの1番良い時を見た。次に対戦するときは一番良い時をイメージできるわけで、それをやっていきたい」と今後に向けては話していた。

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2022年4月10日のニュース