アストロズのバーランダー復帰登板で黒星も 大谷を3打席連続三振「楽しいバトルだった」

[ 2022年4月10日 14:55 ]

エンゼルス戦に先発したバーランダー(AP)
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 アストロズのジャスティン・バーランダー投手(39)が9日(日本時間10日)、エンゼルスタジアムでのエンゼルス戦に先発し、5回3安打1失点で黒星を喫した。現役最多226勝を誇る右腕は20年に受けた右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の影響で21年は全休し、この日が復帰登板で「緊張していたし、不安だった。デビュー戦のようだった。全体的に良かったし、特にカーブが良かった。とても良い日になった」と安どの表情を浮かべた。

 3年ぶりの対戦となった大谷は3打席連続三振に打ち取ったが「1試合3三振は特に意味をもたないよ。これは野球。私は彼に対して良い球を投げ込み、彼も良いスイングをした。本当にぎりぎりのコースを攻めた投球だった。楽しいバトルだった」と回顧。それよりも、開幕戦でベンチから初めて見た大谷の投打二刀流に感銘を受けたようで「長い間、野球を見ているけど最も印象的でクールな瞬間だった。初回投げて、次の回に1番を打つ。彼がやっていることは素晴らしい。私は彼の大ファンです」と笑顔を見せた。

 また、実弟で熱狂的な「大谷ファン」で知られるFOXスポーツのベン記者が球場で観戦していたことにも触れ「兄を応援していることを確認しないといけなかった。6対4で自分を応援していたと思う。開幕戦を見て、彼がなぜ大谷のファンになったか分かる。凄まじいよ」と嬉しそうに話した。

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2022年4月10日のニュース