カブス・誠也 犠飛放ちメジャー初打点、続く打席で初の適時打に押し出し四球で3連続打点 大勝貢献

[ 2022年4月10日 06:52 ]

ナ・リーグ   カブス9―0ブルワーズ ( 2022年4月9日    シカゴ )

<カブス・ブルワーズ>初回1死一、三塁から右犠飛を放ち、メジャー初打点を挙げたカブス・鈴木(AP)
Photo By AP

 カブスの鈴木誠也外野手(27)は9日(日本時間10日)、開幕2戦目となるシカゴでのブルワーズ戦に「6番・右翼」で先発出場。初回の第1打席で右犠飛を放ちメジャー初打点を挙げた。

 7日(同8日)の開幕戦では2打席目にメジャー初安打となる左前打を放つなど2打数1安打2四球。じっくりと2四球を選び、好球必打でチャンスメーク、積極走塁で好機を広げて役割を果たした。

 前日は悪天候により中止となり、2日ぶりの実戦。カブスが初回に2点先制しなお1死一、三塁から鈴木が右犠飛を放ってきっちり走者を還した。ベンチに戻る際にはチームメートの祝福に笑顔を見せた。

 3回の第2打席は1死一、二塁から中前に落とすメジャー初となる適時打、一塁ベース上で笑みがこぼれた。4回の第3打席は2死満塁から押し出し四球を選び3打席連続打点を挙げた。

 6回の第4打席は1死一、二塁から見逃し三振、先頭で迎えた8回の第5打席も見逃し三振だった。

 試合はカブスが9―0で大勝、開幕2連勝を飾った。8回にはカブスのトンプソンが与えた死球をきっかけに乱闘寸前となり、場内騒然となる場面もあった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月10日のニュース