ヤクルト高橋プロ初完投で巨人戦プロ初勝利「最後は気合で投げました」

[ 2022年4月10日 17:36 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―1巨人 ( 2022年4月10日    東京ドーム )

<巨・ヤ>ヒーローインタビューを終え、スタンドのファンに帽子を振る高橋(撮影・久冨木 修)       
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 ヤクルト・高橋奎二投手(24)が9回4安打1失点でレギュラーシーズンではプロ初完投勝利。120球の熱投でプロ7年目で巨人戦初勝利を挙げた。

 「序盤は緊張して思い通りに投げられなかった。古賀がうまいことリードしてくれて完投できました。最後は気合で投げました」

 尻上がりに調子を上げて、最速は152キロを計測。1―1の7回2死二、三塁の打席では、「9番目のバッターなので、なんとか1点ほしかったので粘りました」と6球ファウルした後の9球目に巨人・小林が捕逸。自らの粘りでもぎ取った決勝点を最後まで守り抜いた。

 高津監督も「尻上がりにスピードも出てきましたし、制球も定まってきたので、きょうはもう奎二の日だと。勝ち越した時点で、いけるところまで、最後までいってほしいなと思っていました」と最後まで託した。

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