メジャー通算96発の巨人ポランコがセーフティーバントの構え ヤクルトの“ポランコシフト”に揺さぶり

[ 2022年4月10日 15:17 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2022年4月10日    東京D )

巨人・ポランコ
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 巨人の新助っ人、グレゴリー・ポランコ外野手(30)がヤクルトの徹底した“ポランコシフト”に揺さぶりをかけるセーフティーバントの構えを見せる場面があった。

 「3番・中堅」に入り、開幕から15試合連続先発出場。1―1で迎えた4回、先頭打者として入った第2打席だった。相手先発左腕・高橋の1球目にメジャー通算96発のスラッガーがセーフティーバントの構え。投球はカーブで、外角低めのボール球となったため見送ったが、極端に一塁寄りに守り、三塁ベース付近ががら空き状態のヤクルト内野陣にプレッシャーをかけた。

 ヤクルトは今カードで徹底した“ポランコシフト”を敷いており、8日には0―5で迎えた6回1死一塁の場面でポランコが一、二塁間に放ったゴロが三塁手・村上に処理されて5―6―3の“珍併殺”に。9日には1―0で迎えた初回無死二、三塁で入った第1打席でポランコが遊ゴロを放ち、その間に三走・吉川が同点のホームを踏んだが、通常の守備位置であれば中前へ抜けてもおかしくない打球。打球は二塁ベースより一塁寄りだったが、これを遊撃手の長岡が処理。記録上は遊ゴロとなった。

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2022年4月10日のニュース