慶大・宮崎がデビューV弾 史上28人目の初打席初本塁打

[ 2022年4月10日 05:30 ]

東京六大学野球第1週第1日   慶大11ー4東大 ( 2022年4月9日    神宮 )

<慶大・東大>8回、勝ち越し3ランを放ち、ガッツポーズする慶大・宮崎(撮影・木村 揚輔)
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 開幕し、1回戦2試合が行われた。3季連続優勝を狙う慶大は、開幕戦で途中出場した宮崎恭輔捕手(3年)が4―4の8回、リーグ史上28人目の初打席初本塁打となる決勝3ランを放ち、11―4で東大を下した。法大は篠木健太郎投手(2年)が1失点でリーグ戦初完投し、4―1で早大に先勝した。

 ど派手なデビューだった。4―4の8回無死一、三塁。リーグ戦初打席だった慶大・宮崎が、勝ち越し3ランを左翼席へ運んだ。

 「出来過ぎな結果だと思います。勝利に貢献できてうれしい」。直前の8回の守りからリーグ戦初出場し、史上28人目の初打席初本塁打。決勝弾となるのは、1番・中堅だった4年生の萩尾が20年春にマークして以来だった。国学院久我山3年だった19年夏。神宮での西東京大会準々決勝で、9回にサヨナラ満塁弾を放ち甲子園出場に貢献。聖地で同校初の甲子園勝利を挙げた。今春センバツでは後輩が春初勝利など初の4強入りを果たした。

 「自分も負けていられない」と力に変えて放った久々の神宮での一発。「同じくらいうれしい」と笑った。(田中 健人)

 ▼東大・井沢(先発し6回途中3失点、4回に東大では2年ぶり本塁打となる一時勝ち越しのソロ)調子自体は悪くなかった。2、3回ぐらいから先頭打者を出塁させてしまったのが苦しかった原因になった。(本塁打は)たまたまです。

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2022年4月10日のニュース