阪神・小野 350万円減で更改 制球力磨き、来季こそ勝ちパターン入り 浜地は現状維持

[ 2021年11月27日 18:00 ]

契約更改を終え、会見に臨む阪神小野泰己(代表撮影)=2021年11月27日、阪神球団事務所(甲子園球場)
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 阪神の小野泰己投手(27)が27日、西宮市内で契約交渉を行い、350万円ダウンの年俸1350万円(金額は推定)で更改した。

 今季は開幕1軍を勝ち取ったものの、救援で12試合に登板して0勝0敗、防御率7・98と安定感を欠いた。14回2/3で14奪三振。球速150キロ超えを連発する直球に力はあるものの、一方で課題は8四死球の制球力か…。「力強い球をストライクゾーンに投げて自分有利なカウントならば抑えられる確率は上がる。(6年目の)来年は勝ち試合で投げられるよう、そこを目指して頑張っていきたい」と決意表明した。

 また浜地真澄投手(23)もこの日、現状維持の年俸700万円(同)でサインした。4試合で計6イニングに投げただけだが「(真っすぐの)平均球速が昨年は142ぐらいだったのが、今年は146、147キロくらいまで上がって自分自身も成長をしているのを感じている。来季は勝ちゲームでどんどん使ってもらえるように目指していきたい」とまずは7回の男に照準を定めた。

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2021年11月27日のニュース